INTERVIEW #1 |
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2010年に当社に入社し、社歴としては中堅社員になります。石油技術課、LPG技術課など現場業務を10年ほど経験したのち、現在の業務課に配属になりました。
当社を志望したのは、エネルギー事業を通じ、人々の暮らしや社会の根幹を支えることができることに魅力を感じたからです。また丸紅100%子会社というブランド力や事業の安定性も決め手の一つでした。
業務課の主たる仕事は、石油会社など荷主であるお客さま対応です。タンカーで運ばれてくる石油やLPG(液化プロパンガス)を当社の専用タンクに陸上げし出荷しますが、業務課では、お客さまのご要望のもと、輸入船受入計画の作成、入出荷オーダーの管理、在庫管理や税関等への申請業務も行います。
輸入船は、隣接する桟橋に月10隻の頻度で受入れます。下ろされた石油、LPGを保管、管理し、さらに専用のタンクローリーや内航船で出荷します。タンクの開け閉め、桟橋を開けるなどの現場業務は協力会社が行いますが、それら現場業務を管理するのが私たちの仕事です。ポンプの稼働状態などを入出荷システムも管理しています。
危険物を扱っているため、安全な運用、問題を発生させないことが大前提です。輸入業務でもあるため、税関への申請作業も抜け漏れは許されません。
さらに日頃のメンテナンスには細心の注意を払っています。一歩間違うと重大なトラブルや事故につながるという意識を常に持って働いています。プレッシャーはありますが、同時にやりがいも大きな仕事です。
船舶の運行は海上の天候や状況に大きく左右されますが、これは人の力ではどうしようもありません。風速13メートルを超すと船が桟橋に着けられなくなるので、いくつもの天気予報サイトをチェックして、危険なら着桟をストップする。また沖のタンカーの滞留状況を逐次把握し、荷上げ予定の遅れを最小限にとどめるなどの対応を行っています。
業務課は上司を含めて4人体制。何でも聞いて話せる信頼関係が、いいチームワークを生み出していると思います。また技術課など現場セクションとの連携も重要で、お客さまとの橋渡し役として、必要なコミュニケーションが現場ときちんと取れていることが、円滑な業務の遂行につながっています。
16時過ぎには終業し、通常であれば残業もありません。基本的には土日業務もなく、オフがしっかり取れるということも、当社の良いところだと思います。若い社員も多く、業務や部署を越えての交流も盛んなところも、私にとっては働きやすい環境だと言えます。
タイムスケジュール
残業は外航船の動静により変わりますが、
月平均20時間程度です。
就職して働くことに不安もあると思いますが、当社は若手社員も多く楽しく働ける環境だと思います。就職活動は自分の人生を大きく左右する期間です。自分の納得のいく会社と出会えることを祈っています。